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第51回通関士試験 合格体験記


平成29年度 第51回通関士試験に合格された方の合格体験記を掲載中です。

今後の学習や講座の受講等の参考にしてください。

通関士 合格体験記  K.Hさん 東大阪市 30代 男性
(1年目:超早期スタート通関士試験準備講座、通関士総合講座(早期スタートパーフェクトコース))


                                              

私の合格体験記


「初心を忘れず、始終を得れ。」
私の★初心★
このままではやって行けません、
どうしても現状を変えたかった。

初めて通関士試験を接触したのは去年でした。
ユーキャン(通信教育)を利用し、
勉強しようと思いましたが、
まったく経験や知識がない中国人の私にとっては、
すごく大変だったです。
基本的に教科書を読むだけなので、
専門用語ばかりで、
意味不明と理解不足がほとんどでした。

それに、わからない時にすぐに解決できない。
通信教育には質問のシステムがありますが、
FAXや郵送など、時間がかかることが多いので、
実感としては私みたいな初心者にはお勧めしません。

一応試験も受けに行きましたが、
当然は失敗で、一問も出来なかったです。

あっという間に1年が終え、
後悔しか残りませんでした。
なんだか30歳を越えてしまうと、
時間の大切さが分かって来るような感じがします。

こんな時には★初心★を思い出します。

ようやく気持ちをリセットし、
ゼロから頑張ろうと思いました。
本当にこの学校に通えて、
斎藤先生に出会えてよかったです。

通関士の勉強に対して、
私にとっては、貿易知識があまりなく、
英語力がなく、
母語も日本語ではありませんので、
正直にすごく大変です。
ですが、斎藤先生がいつも難しい専門用語を簡単な言葉に変え、
私でも理解できるように説明していただけるだけではなく、
分からないことがあった時は、
いつでも先生に質問できるのがポイントになり、
楽しく勉強できます。

それに、授業中に優秀なクラスメート達ばかりに囲まれて、
常に自分が負けないで、
頑張らなければならないと激励してくれる効果が出ることによって、
より一層モチベーションが上げさせられ、
長く続けられます。

斎藤先生からのあるメッセージは今でもはっきりと覚えています。
「どうして皆さんは帰る道を考えなく、
自然に帰れるということは毎日に同じ道で帰るので、体に慣れているのです。」
本当にそうです。
内容的には幅が広く、
その内容を理解するだけでは不足で、
日々に繰り返しの練習が大事です。
繰り返しの目安は最低3回から目標の10回をお勧めいたします。

(特に申告書問題ですが、練習回数が多ければ多いほど、
たとえ英語が苦手でもうまく解けるようになれます。)

ところで、「10回」を聞きますと、
すごく面倒くさく感じますが、
実際には何回もやっていると、
1問1問の時間がかなり短くなりますので、
思ったほどではありません。

なお、学校に通っている間には、
小テストや模擬試験はたくさん出されます。
特に模擬試験は本番よりやや難しいと思いますが、
年に1回しかチャンスのない本番試験だと、
かなり緊張しますので、
その緊張分は点数として多少差し引かれますから、
普段のテストでも常に良い成績を取るようにすることこそ万全に近いと思い、
もちろん自信も付きます。

私なりの合格体験としましては、
3つの要素を簡単にまとめました。
1. 斎藤先生のご指導に従うこと。
2. 理解した上で、繰り返して練習すること。
3. 初心を忘れないこと。
どちらでも不可欠です。

特に私みたいな初心者ですが、
勉強していくうちにきっと上手く行かない時があるでしょうが、
あまりには落ち込んだり、
挫けたりしないで、
必ずその理由を見つけて、
解決してください。

ここでは、もう一度強調したいことは貿易知識があまりなく、
英語力がなく、
母語も日本語ではない私でも合格できるなら、
努力すれば、きっと誰でも合格できるはずです。

「努力はきっと報われる」と深く信じています。

長分ですが、
私の体験記をお読みになった方々に少しだけでもお役に立ちたいと思います。

本当に心より斎藤先生に感謝申し上げます。

どうも有り難うございました!




神戸大阪通関貿易教育研究社からのコメント



K.Hさん

合格おめでとうございました。

K.Hさんは
中国から来られているにもかかわらず、
見事に短期間での合格、
本当におめでとうございました。

いつもお書きいただいた文章をそのまま掲載しているので
文面からもお判りいただけるかと思いますが、
外国から来られて、
日本語を普通に話せるだけでも凄いことなのに、
相手に通じるレベルで文章を書くことができ、
さらに法律知識を学んで難関の国家試験に合格されるわけですから、
本当に凄い方だと思います。

K.Hさんは
最初から熱心に授業を受け、
補講もすべて欠かさず受講され、
小テストでは上位に入ることも多く、
最初から最後まで集中力を切らさずに、
よく勉強されていたと思います。

長期間の学習の一番の問題点は、
途中で集中力がなくなることです。
最初は大変やる気があっても、
それが長続きせず、
途中からはとりあえず授業だけは出て、
なんとなく続けている方は意外と多いものです。
そのような方でも
後半になって急に最初のころの情熱を取り戻し、
再び猛烈に勉強を始めたりすることがありますが、
間に合えばよいですが、
多くが試験に間に合わずに不合格となります。
ですが、
K.Hさんは、
最初から最後までほとんど波がなく、
安定的に勉強されていました。
また、退屈かもしれませんが、
ひたすら基本を繰り返し、
コツコツと知識を積み上げていました。
このようなことが今回の合格につながったと思いますので、
これからも何かにチャレンジされる場合には、
K.Hさんの長所を生かして頑張ってください。
試験は勉強の仕方が大事であり、
内容は関係ありません。
他の試験にチャレンジする場合、
試験ごとに内容は違いますが、
勉強のスタイルさえ確立すれば、
次々と合格することも可能です。
それほど勉強のリズムは大事です。

これからも
様々なことにチャレンジして頑張ってください。

本当に合格おめでとうございました。






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